
内臓脂肪の蓄積を予防・解消するには、ウオーキングなど自分の生活スタイルに合った運動を続けるほか、意識して生活のなかで活動量を増やすことが必要です。体を動かすと気分転換やストレス解消になり、また脳が活性化して意欲・集中力も向上します。
内臓脂肪の蓄積を予防・解消するには、ウオーキングなど自分の生活スタイルに合った運動を続けるほか、意識して生活のなかで活動量を増やすことが必要です。体を動かすと気分転換やストレス解消になり、また脳が活性化して意欲・集中力も向上します。
自転車通勤に変える、階段を利用する、近所の買いものは徒歩で行く、大また・速歩に変えるだけでも、活動量に違いが出てきます。
書類や資料をとりに行く、コピーとりなどの雑用も積極的に自分でやりましょう。お昼休みは職場周辺を散歩すれば、軽い運動といい気分転換になります。
窓拭きは大きな動作、床の拭き掃除はひざをつかずにやって筋肉を刺激。掃除機・モップがけも、軽く腰を落としてスタート。筋肉をどんどん動かして、消費エネルギーを増やしましょう。
体重が50㎏の人なら20分、70kgの人なら14分、子どもと少し活発に外で遊べば100kcal消費できます。ストレス解消にもなり、子どもの体力づくりにも貢献していいことずくめ。
以前には、運動は30分以上続けないと脂肪が燃焼せず効果がないといわれていましたが、今は「細切れ」でも体を動かすことは体によい影響があることがわかっています。つまり、電車やバスで立つか座るか、エスカレーターを使うか使わないか、テレビをゴロ寝で見るかスクワットをしながら見るか、家事をするかしないか、そんなちょっとした判断(決断!?) で、日常生活の活動量は変わっていきます。そして、よい決断の積み重ねが、健康につながっていくのです。
いままで家事をするのに積極的でなかった人が、自分の分担をもつと、必然と体を動かすことになりますし、家族にも喜ばれます。家事はあたり前という人は、回数を増やしたり丁寧に行ったりすることで、より活動量はアップします。ちなみに風呂掃除は、歩行と同程度の活動量があります。