第6回
セルフケアをしよう(1) 歯みがきの基本
歯と口をトラブルから防ぐためには、正しい歯みがきや規則正しい生活習慣とともに、歯医者さんによる定期的なチェックが必要です。まずは歯みがきの基本について知りましょう。
正しい歯みがき
間違った歯みがきは、みがき残しにつながります。正しい歯みがきの仕方を学びましょう。
歯ブラシの持ち方
えんぴつを持つような手のかたちで持つのが基本。力の入れすぎに注意して軽く持つ

歯ブラシのあて方
表側 歯ブラシを直角にあてる

裏側
歯ブラシを歯と歯ぐきの境目に45度の角度であてる

歯ブラシの動かし方
10~20回程度細かく「振動させる」ように動かす

歯みがきルートを決めよう!
一筆書きをするようにみがく順番を決めておくと、みがき残しを防げます。

みがきにくい場所とみがき方

一番奥の裏側

歯ブラシの先端を歯の後ろ側にあて、小刻みに動かす
前歯の裏側

歯ブラシのかかと部分を歯と歯ぐきの間にあて、縦方向に小刻みに動かす
奥歯のかみ合わせ面の溝

歯ブラシを水平にあて、強めに汚れをかき出すように動かす。口を閉じ気味にするとみがきやすい
歯と歯ぐきの境目

歯と歯ぐきの境目に45度の角度で歯ブラシをあて、小刻みに動かす
治療ずみの歯

詰めものやブリッジの周りのプラーク(歯垢:しこう)をしっかり取り除くように、念入りにみがく
歯並びの悪いところ

歯ブラシを縦にして歯のくぼみに合わせて、1本1本ていねいにみがく
歯と歯の間

歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを直角にあて、小刻みに動かす
食塩のとりすぎは、高血圧をはじめさまざまな病気のリスクを高めます。健康に長生きするためには減塩が欠かせません。減塩は少しの工夫で、なおかつおいしく行うことができます。ぜひ、減塩をはじめましょう!