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子どもが危険に遭遇する場面を12ケース設定し、ドラマで再現。
そのときにとるべき行動を、クイズ形式で子ども自身が選ぶことで犯罪・不審者から自分を守る方法を身に付けることができます。
DVDには、5~7分程度の映像が12本収録されています。授業や防犯教室の時間、また地域や子どもたちの実態に応じて必要な映像のみ選択し、再生することができます。
再生したい映像を選択すると、最初に、子どもの日常場面を再現したドラマが流れます。ドラマが進むと、子どもが危険に遭遇するかもしれない状況に直面し、悩みます。すると2つの選択肢が提示され、「きみならどうする?」と子どもたちに問いかけます。
クエスチョン映像が終わると、画面はいったん静止し、回答の選択肢ボタンが出てきます。ここで子どもたちに「自分ならどちらを選ぶ?」と問いかけて挙手してもらい、その理由についても聞きます。
選択肢のうち、一つは正解で、もう一つは不正解です。正解を選ぶと子どもが危険を回避する映像が、不正解を選ぶと不審者に遭遇してしまう映像が流れます。両方を流した後、不正解の選択肢がなぜダメだったのかを子どもたちに聞きます。
解説映像では、各ケースにおける危険回避のポイントを、子どもにも分かりやすいやさしい言葉で説明します。解説映像はその場で再生しても結構ですが、事前に指導する方がご覧になり、そのポイントを子どもたちに直接説明すると、学習効果は高まります。
危機管理アドバイザー 国崎 信江
子どもが被害に遭う事件が多発しており、地域での見守り活動や学校での安全教室などが積極的に実施されています。ある小学校の防犯教育の授業で、テレビ放映された「犯罪から子どもを守る」番組を使って指導している様子を見ました。先生が録画したビデオの編集や再生時の頭出しに大変苦労されている様子を見て、もっと使用しやすい教材はないだろうかと考えました。それが本DVD制作のきっかけです。
子どもたち自らが考えて答えを出し、危険回避の行動力につなげることを主眼とし、子どもが陥りやすい危険についてテーマを絞り、クイズ形式で分かりやすくまとめました。危険に遭遇した場合の対処方法については、子どもが日常の中で行っている動作の中で、子どもの特性を活かした手法を紹介しています。頭で考えるより先に反射的に体が動くようにするため、すでに自分に備わっているもので自分の身を守ることができることに気付かせるためです。
子どもが命の大切さを考え、多くの大人に守られていることに感謝し、のびのびと楽しく過ごせるように、学校・地域はもちろんのこと、ご家庭においてもこのDVDを活用し、親子で安全について話し合うきっかけになれば幸いです。