地域保健 2020年7月号
単本
B5判/
1,507円(税抜価格1,370円)
- コンセプト
- 『地域保健』は行政保健師をはじめ、教育者・研究者、学生など公衆衛生・地域保健関係者に幅広く読まれている隔月刊誌です。
ここ数年、国の保健分野の施策は猛烈な勢いで展開されており、情報を追いかけるだけで精一杯というのが実情ではないでしょうか。
『地域保健』ではこうした国の動きを分かりやすく伝えるとともに、つねに現場の声を重視し、地域保健に携わる人の「思い」が伝わる誌面づくりを目指しています。
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- <<主な読者対象>>
保健師(行政、産業、学校)、自治体の保健福祉関連部署職員、看護系大学・看護学校学生、公衆衛生看護学・地域看護学・公衆衛生学の教員および研究者、その他 - 編集者からのひとこと
- 児童福祉法の改正により、国はこの4月から「体罰等によらない子育て推進」の啓発キャンペーンを始めたところだ。
虐待予防に必要なのは通報ではない。虐待を行った親を責めるのではなく、親を支える社会の役割が重要で、行政の保健師であればそれを踏まえて実践していることだろう。
しかし、しつけと体罰の捉え方は、保健師などの専門職であっても、多少は必要と考える人も少なからずいるという。今号の特集では、ガイドラインの解説をはじめ、逆境的小児期体験が大人になってから及ぼす影響に関する研究や、虐待予防の最前線で母子保健に期待される役割などについて、座談会や事例を通してお伝えする。