緊急時総合調整システム基本ガイドブック
あらゆる緊急事態(All hazard)に対応するために
B5/
表紙4ページ+本文268ページ/
表紙4色、本文2色
2,200円(税抜価格2,000円)
- コンセプト
- *送料全国一律520円(税込み)
監訳:日本医師会総合政策研究機構 客員研究員 永田高志 他
東京オリンピック、南海トラフ巨大地震、新型インフルエンザなどでの緊急事態は想定を超えて起こりえます。しかし、そんなときに「想定外」という言葉ではすまされません。
緊急時総合調整システムIncident Command Systemは事態の展開に応じて臨機応変に変化させ、対応していくことができる危機管理対応システムです。このガイドブックは、医療関係者や厚生行政の専門家だけでなく、行政や地域のリーダー、あらゆる組織やイベント開催の安全担当者等、全ての安全を司る関係者が必携の危機管理対応テキストとなります。
日本でICSを実践するためのツールとして以下の内容を掲載しています。
1. ICS とは何か、そのシステムについてわかりやすく説明
2. 実際にICS がどのように機能するか、過去の米国での災害事例をケーススタディに
3. リーダーシップ論、リスク・コミュニケーションなどICS を始める前に知っておくべき内容について言及
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あなたが今手にされているこの本は、ICS を平易に、特にこれまでICS を採用したことがない読者にも分かりやすく解説しようとするものです。ICS とは何か、どのように機能し、具体的に何をするのかを明快に説明し、実際のケーススタディを紹介しながら、オリンピックのような大規模イベントでの緊急事態対応計画の立案など、様々なテーマが議論されています。アメリカと日本の危機管理専門家によって執筆された本書は、日米の知見が融合された、稀に見る著書と言えるでしょう。
元米国連邦危機管理庁(FEMA)長官 ジェームズ・リー・ウィット(序文より)
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ICS は、医療関係者だけではなく、社会の安全を司る行政機関、各組織、地域のリーダーならびに担当者たちがぜひとも知っておくべき事柄です。安全を担うリーダーならびに担当者たちは、将来起こるであろう災害について、ICS の考え方を基本にしつつ、地域や組織の特性にも配慮し、各々にフィットしたかたちで緊急時の災害計画を策定し、災害発生時には遅滞なく対応することが期待されています。
公益社団法人 日本医師会会長 横倉 義武(刊行に寄せてより)
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