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「マイナ保険証」でのオンライン資格確認で考え示す<厚生労働省>
政府が2024年秋を目途に、紙の保険証を廃止し、保険証とマイナンバーカードの一体化する方針を示していることに関連して、現在、オンライン資格確認義務化が免除されている医療機関・調剤薬局(例外医療機関等)における資格確認をどうするかが課題となっている。この点について厚生労働省保険局は、10月28日の社会保障審議会医療保険部会で考えを示した。それによると、柔道整復師・あん摩マッサージ・はり師・きゅう師の施術所や健診・保健指導機関を対象に、必要な資格情報のみを取得できる簡素な仕組みを構築。これを例外医療機関等にも導入するという。ちなみに、例外医療機関等は、医療機関・調剤薬局全体の4%に当たる。オンライン資格確認についてはそのほか、訪問診療・訪問看護等の居宅における資格確認の仕組みを構築する方針も示された。
→ 第156回社会保障審議会医療保険部会[資料3 オンライン資格確認等システムについて]【PDF】