医療ニュース
牛乳SLOIT、開始3年後の耐性獲得率予測モデル開発<国立成育医療研究センター>
国立成育医療研究センターは11月15日、4歳未満の牛乳アレルギーの小児に対しSLOIT(緩徐微量経口免疫療法)を実施した際の、3年後の耐性獲得率を求めるモデルを、日本で初めて開発したと発表した。同センター初診時に牛乳特異的IgEが陽性かつ、4歳未満で牛乳SLOIT ... 続きを読む
SNS等での誹謗中傷に関する相談窓口設置へ<日本医師会>
日本医師会の長島公之常任理事は11月20日の記者会見で、「SNS等における誹謗中傷の相談窓口」を設置することを明らかにした。日医が10月に行ったアンケートでは4,730件の回答があり、「SNS等で自身の医療機関に対する誹謗中傷等の書き込みがあった」と回答した医療 ... 続きを読む
上手な医療のかかり方プロジェクト、新CMを公開<厚生労働省>
厚生労働省はこのほど、「上手な医療のかかり方」プロジェクトの新大使にタレントの川栄李奈さんを任命し、新CMを制作した。日常で見かける場面や生活者の声に、疑問を投げかけることで、医療現場の現状への理解を促し、行動変容を呼びかけるというもの。11月12日 ... 続きを読む
院長が高齢の診療所では、抗菌薬の処方率が高い<東京大>
東京大学は10月22日、診療所における非細菌性の急性呼吸器感染症(いわゆる風邪)に対する抗菌薬処方率に、院長の年齢などが関連することを明らかにしたと発表した。大学院医学系研究科の宮脇敦士氏、医学部医学科6年生の青山龍平氏、UCLA准教授の津川友介氏らによ ... 続きを読む
特定健診・特定保健指導Q&A集と検索ツールを公開<厚生労働省>
厚生労働省は10月25日、第4期特定健康診査・特定保健指導に対応した「特定健康診査・特定保健指導に関するQ&A集」を公開した。具体的には、今年4月以降に公表された特定健診の問5、および特定保健指導の問31を追加し、それに伴い問番号を変更している。またQ ... 続きを読む
医療情報システムの安全管理に関するGLの概略版を公表<日本病院会>
日本病院会はこのほど、厚労省・医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版「経営管理編」の概略版を作成、11月18日から公開している。今般、診療報酬上に「ガイドライン第6.0版に準拠していること」といった項目が増えており、理事長・院長は第6.0版 ... 続きを読む
訪問介護事業者の倒産、早くも過去最多に<東京商工リサーチ>
2024年の「訪問介護事業者」の倒産が10月までに72件判明し、2023年の年間67件を上回り、過去最多を記録したことがわかった。東京商工リサーチが11月5日に公表したレポートによると、72件のうち、個人企業他を含め資本金1千万円未満が61件(構成比84.7%、前年同期4 ... 続きを読む
働きすぎの医師は覚醒度が低下し、抑うつ・バーンアウトに<順天堂大>
順天堂大学は10月30日、医師の睡眠時間と、抑うつ・バーンアウトの程度について検討した研究結果を公表した。同大と米ペンシルバニア大の共同研究グループは、日本全国の1,200人以上の医師に、覚醒度を客観的に評価するPVT(精神運動覚醒テスト)を実施するととも ... 続きを読む
12/2以降の資格確認方法、医療機関・薬局向けオンラインセミナー開催<厚生労働省>
厚生労働省は11月15日(金)の18時から、健康保険証の新規発行停止後の資格確認方法に関する医療機関・薬局向けのオンラインセミナーを開く。12月2日以降、窓口でマイナンバーカードによるオンライン資格確認を行うことができない場合も含めた資格確認の方法や、レ ... 続きを読む
インフルエンザ流行シーズンに入る<厚生労働省>
厚生労働省は11月8日、インフルエンザの流行シーズンに入ったと発表した。第44週(10月28日~11月3日)の感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点当たり報告数が 1.04となり、流行開始の目安としている1.00を上回ったため。現在国内で流行している季節性インフ ... 続きを読む