医療ニュース
診療所の診療報酬単価、地域別設定に否定的見解<武見厚労相>
武見厚労相は4月19日の閣議後記者会見で、財政審が診療所の1点当たり単価を地域別に設定する案を示したことについて否定的な見解を示した。武見大臣は、「診療所の不足地域の患者の自己負担が、過剰地域の患者に比べて高くなるような対応は、患者の理解を得られる ... 続きを読む
新型コロナワクチン、心筋炎・心膜炎の既往への注意喚起<厚生労働省>
厚生労働省は4月15日の事務連絡で、新型コロナワクチンの接種に伴い副反応を疑う症状が生じた者への対応について再周知した。事務連絡では、ワクチン接種に際し、新型コロナウイルス関連の心筋炎・心膜炎の既往を有する者に対しては、接種適否の判断を慎重に行うこ ... 続きを読む
怒りは紙に書いて捨てる<名古屋大>
名古屋大学は4月4日、同大学院情報学研究科の研究グループが新たに発見した、「怒りを抑制する方法」を公表した。研究グループは、実験参加者に文書を書かせ、それに低い評価を与えることで怒りを生じさせた。その後、怒りを感じたときの状況を客観的に紙に書かせ ... 続きを読む
保険制度別の後発品使用割合、医師国保は低調
厚生労働省は4月12日、2023年9月診療分について、保険者別の後発医薬品の使用割合(数量シェア)を公表した。医師国保組合について見ると、沖縄県医師国保が80.6%でトップ。以下、群馬県78.6%、岩手県77.1%、佐賀県75.8%などが続く。一方、低かったのは高知県5 ... 続きを読む
コロナ感染後の長引く症状のすべてが後遺症とは限らない<岡山大>
岡山大学は3月27日、コロナ後遺症外来の受診者の中に、一定の割合で他の様々な疾患が隠れていることがわかったと発表した。同大学術研究院医歯薬学域の中野靖浩講師、大塚文男教授らのグループは、2021年2月から2023年6月までの間に、同大学病院「コロナ・アフター ... 続きを読む
「日本版CDC」来年4月設置、略称はJIHS<国立健康機器管理研究機構準備委員会>
国立健康危機管理研究機構準備委員会は4月9日、国立国際医療研究センターと国立感染症研究所を再編して、2025年4月に新機構を設置すること、またその略称をJIHS(ジース、Japan Institute for Health Security)とすることを決めた。「日本版CDC」とも呼ばれている ... 続きを読む
死亡診断書記入マニュアルを改訂 <厚労省>
厚生労働省はこのほど、「死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル」令和6年度版を作成、3月28日付の事務連絡で各都道府県、病院関係団体などに周知した。今回は、患者の生前に診療を担当していなかった医師でも、条件を満たせば死亡診断書を交付できることが、新 ... 続きを読む
医療機関の立入検査に「医師の働き方改革」項目を追加 <厚生労働省>
4月1日から、医師の時間外労働の上限規制が始まったことに伴い、厚生労働省は、都道府県や保健所が行う医療機関への立入検査の要綱に「医師の働き方改革」に関する事項を追加した。具体的には以下の4点が追加される。▼面接指導対象医師(時間外・休日労働が月100時 ... 続きを読む
ChatGPT、日本の医師国試の最低合格点を上回る<金沢大・MICIN>
金沢大学は3月26日、融合研究域融合科学系の野村章洋准教授と株式会社MICINの共同研究グループが、ChatGPTに日本の医師国家試験を解かせるために最適化されたプロンプトを開発したと発表した。研究グループはまず、第116回医師国家試験(2022年)の問題の中から画 ... 続きを読む
2023年中の救急出動件数・搬送人員ともに過去最多 <総務省消防庁>
総務省消防庁は3月29日、2023年中の救急出動件数等の速報値を公表、救急出動件数、搬送人員ともに過去最多だったことを明らかにした。それによると、救急自動車による救急出動件数は763万7,967件(対前年比5.6%増)、搬送人員は663万9,959人(同6.8%増)となって ... 続きを読む