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糖尿病患者レセプト分析、内科・眼科連携で課題<国立国大医療研究センター研究所>
国立国際医療研究センター研究所は5月26日、糖尿病処方を受けている患者の眼科受診の割合、眼底検査の割合を分析した結果を公表した。「匿名レセプト情報・匿名特定健診等情報データベース(NDB)」を用いて、2017年度、約441万人の糖尿病患者について調査した結果、眼科を受診した患者は約47%と低い一方で、眼科を受診した患者では約97%が眼底検査をしていたことがわかった。この結果について同研究所では、「内科から眼科受診の推奨が不十分である可能性があった」としている。都道府県別の解析では、眼科の受診割合は約39%~51%、そのうち眼底検査実施割合は92%~99%と幅があるものの同様の傾向を認めており、こちらでも、内科と眼科との連携に関する課題が明らかになった。
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