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2021年度の国民医療費、過去最高を更新<厚生労働省>

厚生労働省は10月24日、2021年の国民医療費が、過去最高だった2019年度を上回る45兆359億円だったことを明らかにした。前年度からは4.8%増加し、初めて45兆円を超えた。また、国民総生産(GDP)に占める割合は8.18%、1人あたりでは35万8,800円で、いずれも過去最高となっている。年齢階級別にみると、65歳未満が17兆7,323億円で、全体の39.4%。65歳以上が27兆3,036億円で60.6%を占める。傷病別では、循環器系の疾患がもっとも多く6兆1,116億円で、全体の18.9%を占めた。1人あたり医療費を都道府県別に見ると、高いほうは高知県47万1,100円、鹿児島県44万400円、長崎県43万3,500円など。低いほうは、埼玉県31万8,100円、千葉県が32万600円、滋賀県32万1,700円などとなっている。最高の高知県と最低の埼玉県の間には、1.48倍の開きがある。

令和3(2021)年度 国民医療費の概況