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長期収載品の使用に選定療養導入を提案<厚生労働省>

厚生労働省は11月9日の社会保障審議会医療部会に、長期収載品の使用に対し、後発品との価格差の一部を患者負担とする選定療養の仕組みを導入することを提案した。薬価差が少ない低薬価の品目で後発品への置き換えが進まないことへの対応。厚労省は具体的な制度設計に向け検討すべき論点として、以下の項目を挙げた。▽医療上の必要性についてどう考えるか(薬剤変更リスク等を踏まえた医師による処方についてどう考えるか)▽保険給付と選定療養の負担に係る範囲についてどのように考えるのか。特に、いわゆる参照価格制との関係についてどう考えるか▽長期収載品に係る現行の薬価上の措置との関係についてどう考えるか▽後発医薬品の安定供給との関係についてどう考えるか――。

第170回社会保障審議会医療保険部会(ペーパーレス) 資料