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介護医療院の経営状況、調査対象の母集団によりバラツキ<介護医療院協会・WAM>

日本介護医療院協会は11月16日、介護医療院の2022年度の収支状況について、約半数が黒字だったとする調査結果を公表した。調査は今年6月に実施。回答した177施設のうち、「介護医療院単独で黒字」と回答したのは81施設で全体の45.8%だった。赤字と回答したのは17.5%で、どちらともいえないが33.9%、その他2.8%だった。一方、福祉医療機構(WAM)が11月10日に発表した介護医療院106施設の経営状況に関する分析結果では、赤字割合は21年度(調査対象85施設)から5.8ポイント上昇し37.7%となった。赤字病院割合、事業/経常利益率ともに、ここ数年悪化傾向にある。ただしWAMでは、サンプル数が少なく、全体の経営状況を必ずしも反映していない可能性を指摘。また両者の結果の乖離について日本介護医療院協会は、「母集団の違い」との見解を発表している。

日本介護医療院協会「2023年度調査」集計結果【PDF】
WAM-NWET 2022年度 介護医療院の経営状況について【PDF】