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医療従事者の賃上げに向け、大幅なプラス改定が必要 <松本日医会長>

松本吉郎会長は11月29日の記者会見で、令和6年度診療報酬改定について、「大幅なプラス改定を実現することが必要」と改めて強調した。松本会長はまず、医師・歯科医師・薬剤師以外の医療従事者は800万人・全就業者に占める割合は12%程度であり、このうち特に看護補助者(看護助手)の平均給与については、全産業平均と比較すると約3割も下回り、他産業への流出が際立っているとして、物価高騰の生活に苦しむ医療従事者の給与を全産業並みに引き上げることの必要性を指摘。物価高騰、賃金上昇の中で、安全かつ質の高い医療・介護を安定的に提供するためには、医療・介護従事者への賃上げを行い、人材を確保することが不可欠であり、診療報酬の思い切ったプラス改定を行う他はないとの主張を展開した。

日医on-line