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2022年度、医業/経常利益が減少し、赤字病院割合が上昇<日病・全日病・医法協>

日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体は11月28日、独自に実施した病院経営調査の結果を公表した。調査は2021年から22年度にかけての状況について調べたもので、今年7月に実施され1,116病院から有効回答を得た。病院規模の差をなくすため、稼働病床100床当たりで21年度→22年度の変化を見ると、医業利益は赤字が拡大(▲1億6,670万円→▲1億9,966万円)、コロナ補助金等を含む経常利益は黒字が縮小(2億150万円→1億2,836万円)、コロナ補助金を除外した経常利益は赤字幅が拡大(▲4,242万円→▲7.342万円)だった。医業赤字の病院の割合は、7.0ポイントの増加(65.8%→72.8%)、コロナ補助金等を含む経常赤字病院の割合は、5.2ポイント増(18.1%→23.3%)、コロナ補助金等を除外した経常赤字病院の割合は、8.7ポイント増(51.4%→60.1%)だった。

2023年度病院経営定期調査の結果報告について【PDF】