メニュー

商品ジャンル

一覧

特養への「診療看護師」配置で、緊急受診が減り医療費増加が抑制<岡山大>

岡山大学は12月1日、同大学術研究院の原田奈穂子教授の研究グループが、特別養護老人ホームに、一定レベルの診療を自律的に行うことができる診療看護師(Nurse Practitioner:NP)を配置することによる効果を調べた結果を公表した。原田教授らは、慶大、国立病院機構長崎医療センター、社会福祉法人ふくじゅの森、東北文化学園大学と共同で、2019年10月から2022年9月までの期間、宮城県内の特別養護老人ホームで後方視調査を実施した。その結果、診療看護師を配置することにより、緊急受診の減少、医療資源の適正利用、医療費増加の抑制等改善が認められたという。NPは、一般社団法人日本 NP 教育大学院協議会が認定する資格。看護師として5年以上の実践経験を持ち、指定の看護系大学院で NP 教育課程を修了して必要な単位を取得した後に、認定審査に合格することで取得できる。

プレスリリース【PDF】