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糖尿病患者の死亡時年齢、一般の平均寿命との差、縮まる<日本糖尿病学会>

日本糖尿病学会は3月7日、「アンケート調査による日本人糖尿病の死因-2011~2020年の10年間、68,555名での検討-」を公表した。全国208施設の糖尿病症例6万8,555人、非糖尿病症例16万4,621人、計23万3,176人を登録し、2011~2020年での死因を解析した結果、糖尿病症例の平均死亡時年齢は、男性74.4歳、女性77.3歳だった。日本人一般の平均寿命と比較すると、男性は7.2歳、女性は10.4歳短いが、前回調査と比べ、その差が縮まっていることがわかった。糖尿病症例の死因は「悪性新生物」がもっとも多く38.9%で、肺がん、膵がん6.5%、肝臓がんが多かった。がんに次いで多かったのが「感染症」で17.0%、第3位は「血管障害」で10.9%(脳血管障害5.2%、虚血性心疾患3.5%、慢性腎不全2.3%)だった。

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