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ChatGPT、日本の医師国試の最低合格点を上回る<金沢大・MICIN>

金沢大学は3月26日、融合研究域融合科学系の野村章洋准教授と株式会社MICINの共同研究グループが、ChatGPTに日本の医師国家試験を解かせるために最適化されたプロンプトを開発したと発表した。研究グループはまず、第116回医師国家試験(2022年)の問題の中から画像データを有さない290問を基に、GPT-3.5とGPT-4を使い、最も正答率の高いプロンプトを決定。次に、そのプロンプトを用いてGPT-4モデルを搭載したChatGPTに,第117回医師国家試験を解かせたところ,必修問題で82.7%、基礎・臨床問題で77.2%のスコアを獲得し、それぞれ最低合格得点率を上回ったというさらにChatGPTが誤答を出力した原因の詳細分析を行ったところ、医学知識の不足や日本特有の医療制度に関する情報不足、計算問題での誤りなどが誤答要因であることがわかったという。

プレスリリース