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怒りは紙に書いて捨てる<名古屋大>

名古屋大学は4月4日、同大学院情報学研究科の研究グループが新たに発見した、「怒りを抑制する方法」を公表した。研究グループは、実験参加者に文書を書かせ、それに低い評価を与えることで怒りを生じさせた。その後、怒りを感じたときの状況を客観的に紙に書かせた後に、その紙を丸めてゴミ箱に捨てると、侮辱される前と同程度まで「怒り得点」(怒りを表す5つの形容詞を主観的に評価する方法)が低下した一方、書いた紙を捨てずに保持した参加者の怒りはそれほど下がらなかったことを確認した。ゴミ箱に捨てる代わりにシュレッダーで裁断しても怒りは減少したが、箱に入れただけでは減少しなかったという。研究グループでは「この手法を応用することで、職場や家庭で簡単に怒りを抑制できるようになることが期待されます」としている。

プレスリリース