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血糖測定機能スマートウォッチに警告<日本糖尿病学会>

日本糖尿病学会は4月23日、血糖測定機能をうたうスマートウォッチ(腕時計型デバイス)について、「2024年4月現在、指先穿刺や皮下センサー留置のための皮膚穿刺をすることなく、血糖値やグルコース値を測定できる医療機器はない」として、注意を促すコメントを発表した。併せて、FDA(米国食品医薬品局)も同様の警告を今年2月に発表していることも紹介している。また日本糖尿病協会もこの件に関する声明を、4月21日に発表。スマートウォッチのセンサーによって手首から経皮的に間質液中のグルコースを測定した結果、承認済みの血糖自己測定器や持続グルコース測定器(CGM)と比較し精度の点で大きく劣っていたとする論文を紹介。「スマートウォッチなどの非観血的機器によって測定した血糖(グルコース)値を治療に用いることは思わぬ低血糖や高血糖を来す危険があることから、現時点では使用しないことを強く推奨する」としている。

日本糖尿病学会