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ネット配信番組でのプロポフォール不適切使用に強く抗議<日本麻酔科学会>
日本麻酔科学会は10月16日、ネット配信された番組中でプロポフォールが使⽤され、何らかの外科的処置を必要としない⼈物を意図的が朦朧状態にされたという場面について、強く抗議する声明文を山蔭道明理事長名で公表した。声明文は、プロポフォールをはじめとする静脈⿇酔薬は、本来、医師の厳重な管理のもとで使⽤されるものであり、特にプロポフォールなど呼吸抑制のリスクを伴う薬剤は、必ず⼈⼯呼吸管理が可能な環境で使⽤される必要がある、とした。そのうえで今回の番組について、「極めて不適切であり、断じて容認できるものではない」と強い調子で批判。さらに麻酔科医ならびに関連する医療従事者に対しては、ガイドラインに従って静脈⿇酔薬を適切に管理し、いかなる場合にも不適切な使⽤を避けることを強く要請した。
→ 静脈麻酔薬プロポフォールの不適切使⽤について【PDF】