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2020年上半期の超過死亡、過去3年に比べて少なく <厚生労働省研究班>

過去の統計から予想された死者数を実際の死者数がどれくらい上回ったかを示す超過死亡が、今年1~6月は過去3年に比べて少ないことが、厚生労働省研究班による調査で明らかになった。
2017~19年の上半期の超過分はそれぞれ最大2万人前後だが、今年は最大7467人にとどまった。減少の原因として、研究班の鈴木基国立感染症研究所感染症疫学センター長は、「今年はインフルエンザの流行が小規模で、新型コロナ対策で他の感染症も減った影響ではないか」としている。
日本の死亡数は、高齢化により増え続けていたが、この傾向が続けば、今年は年間で3万人程度減少する可能性がある。
我が国における超過死亡の推定2020年9月 <国立感染症研究所感染症疫学センター>