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2019年度、高齢者虐待の調査結果を公表 <厚生労働省>

厚生労働省は昨年12月22日、2019年度の高齢者虐待件数などをとりまとめた調査結果を公表した。養介護施設従事者等(老人福祉施設や居宅サービス事業者の従事者)による虐待件数は644件で、前年度比で23件・3.7%増。家族・親族や同居人等による虐待は17,249件で、前年度比321件・1.9%の減だった。
養介護施設従事者等による虐待について見ると、虐待の種別(複数回答)では、身体的虐待60.1%、心理的虐待29.2%、介護等放棄20.0%、性的虐待5.4%、経済的虐待3.9%となっている。また入所系施設では、認知症の程度・要介護度・日常生活自立度(寝たきり度)が高いほど、身体的虐待を受けやすい傾向も見られた。

令和元年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果