一覧 2021年07月07日 社会医療診療行為別統計に新型コロナの影響<厚生労働省> 厚生労働省は6月30日、令和2年社会医療診療行為別統計の概況を公表した。同統計は、毎年6月審査分のレセプトを集計・分析したもので、今回はコロナ禍発生以降、初の公表となる。前年からの増減を医科入院外の診療行為別に見ると、減少幅が大きかったのは、病理診断▲16.2%、初・再診▲9.2%、画像診断▲5.2%などで、逆に増加したのは、在宅医療+29.9%、注射+20.2%、放射線治療+19.3%などとなっている。新型コロナによる受診控えによる外来患者減少と、それに伴う検査などの減少がうかがえる結果といえる。 → 厚労省:令和2年社会医療診療行為別統計の概況(旧:社会医療診療行為別調査) → e-Stat:令和2年社会医療診療行為別統計の概況(旧:社会医療診療行為別調査)