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フレイル発見には特定健診に加え筋力、筋量の測定が必要 <神戸大学>

6月28日、神戸大学大学院医学研究科健康創造推進学分野・田守義和特命教授らの研究グループは、65歳の神戸市民1,768人の特定健診および下腿周囲径や握力のデータを解析した結果を公表した。その結果、約3%にサルコペニアの疑いがあり、特定健診のデータに異常が無くても、日常生活における活動度や運動機能の低下、認知機能の低下、閉じこもり傾向など、要介護や寝たきりの前段階とされるフレイルに傾いていることが明らかとなった。特定健診の結果では、サルコペニア疑いの人は、そうでない人に比べ、むしろ好ましい検査結果が認められたが、有意にフレイルに傾いていたことから、65歳以上には通常の健診に加えて、筋力や筋量を測定することが、将来の要介護・寝たきりを予防するためにも重要であるとしている。

神戸大学プレスリリース