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2020年度の健診受診者、前年度比1割減<日本総合健診医学会ほか>
日本総合健診医学会と全国労働衛生団体連合会は6月30日、2020年度の健康診断実施状況を公表した。調査は、両団体会員526機関を対象に実施、167機関から回答を得た。それによると、2020年度の健診受診者数は1,935.7万人で、前年度の2,147.8万人から9.9%減少した。特に4~5月は、4月に発出された第1回目の緊急事態宣言の影響を受け、前年度比23.6%も減少した。その後、健診実施数は月を追うごとに回復し、6月以降3月までの間の平均は、前年度比117.6%だったが、通年では2019年度に及ばなかった。
→ 新型コロナウイルス感染拡大による健診受診者の動向と健診危険への影響の実態調査結果【PDF】