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人工中絶「吸引法」を周知するよう関係学会へ通知<厚生労働省>

厚生労働省は7月2日付の通知で、日本産科婦人科学会などに対し、人工中絶の手術法として「吸引法」を会員に周知するよう求めた。通知では、日本で広く行われている掻爬法について、「吸引法より安全ではなく、女性にとって相当程度より苦痛をもたらすものとなっている。したがって、吸引法はD&C(子宮頸管拡張と子宮内掻爬術)を取って代わるべきである。(中略)D&Cによる合併症の頻度(発生率)は吸引法の2~3倍高い。D&Cと吸引法を比較したRCT(ランダム化比較試験)は、最終月経から10週までは、吸引法はD&Cより迅速に、より失血が少ないことが明らかになった」などとする、WHO「安全な人工妊娠中絶:保健システムのための技術的及び政策的ガイダンス(第二版)」の抜粋を紹介している。

人工妊娠中絶等手術の安全性等について(依頼)【PDF】 ※日本産科婦人科学会のサイトより