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高齢者、スポーツ観戦する者はしない者よりうつのリスク3割低く<筑波大学>

筑波大学は先ごろ、スポーツ観戦をする高齢者はうつのリスクが低くなるとする調査結果を公表した。調査は「日本老年学的評価研究」(JAGES)の一環として2019年に全国60市町村の21,317人の高齢者を対象とし実施。「直接現地」と「テレビ・インターネット」でスポーツを観戦する頻度を尋ね、うつ傾向との関連を調べた結果、自身が運動・スポーツを日ごろ実践しているかどうかに関わらず、何らかのスポーツを現地で月1回~年数回観戦している、あるいはテレビ・インターネットで毎週観戦している高齢者は、全く観戦していない人に比べてうつ傾向のリスクが約3割低いことが確認されたという。さらに、観戦している人ほど地域に愛着や信頼を持っていたり、友人との関りが豊かであったりすることによって、うつ傾向のリスクの低下がもたらされている可能性が示された。

プレスリリース【PDF】