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NDBを活用し、中心性漿液性脈絡網膜症の発症率や発症傾向を明らかに <京都大学>
京都大学は7月19日、三宅正裕・医学研究科特定講師らの研究グループが、厚生労働大臣の許可のもと、ナショナルデータベース(NDB)の全データを解析することにより、日本人の中心性漿液性脈絡網膜症の発症率や性別・年齢による発症傾向を明らかにしたと発表した。日本のほぼ全国民のレセプト情報が含まれているNDBを解析した同研究は、中心性漿液性脈絡網膜症の疫学研究として世界最大の報告で、NDBオンサイトリサーチセンター(京都)を活用した初の成果という。同研究グループは、今後もNDBをはじめとしたレセプトデータベースを用いて、中心性漿液性脈絡網膜症のみならず種々の眼科疾患の疫学や発症リスクを解明し、病態解明や新たな治療法の発展につなげていくという。
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