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PTPシート誤飲につながる事例 注意喚起 <日本医療機能評価機構>
日本医療機能評価機構は8月16日、PTPシートの誤飲に関する「医療安全情報 No.177」を公表した。2016年7月1日から2021年6月30日までの間、医療事故情報収集等事業において収集されたPTPシートの誤飲事例は52件で、うち32件は看護師がPTPシートのまま患者に渡した事例という。医療安全情報では、実際の事例を紹介しつつ、「PTPシートの誤飲は、年齢や認知機能にかかわらず発生している」と注意喚起し、「切り離したPTPシートは誤飲の危険性があることを院内で周知する」「看護師は、薬剤をPTPシートから取り出して患者に渡す」といった医療機関での対策を紹介している。
→ 医療安全情報 No.177【PDF】