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レブリキズマブ、中等・重症アトピー性皮膚炎への効果確認 <イーライリリー>
日本イーライリリーは8月20日、米イーライリリー本社が実施した、アトピー性皮膚炎治療薬レブリキズマブの第三相臨床試験の結果を公表した。12歳以上18歳未満、体重40 kg以上の中等症~重症の被験者で、投与群はプラセボ群に比べ、投与16週の時点で、皮膚病変や睡眠・生活の質の障害などすべての評価指標で有意な改善を見せたという。レブリキズマブは、アトピー性皮膚炎の主な病因メディエーターであるIL-13に結合し、そのシグナル伝達を特異的に阻止する抗IL-13抗体薬。抗IL-4/13抗体薬であるデュピルマブ(商品名:デュピクセント)に続くアトピー性皮膚炎の画期的新薬として、優先的に審査を受けられる「ファストドラック」指定を、FDA(米食品医薬局)から受けている。
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