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療養病棟1、看取りのための入院はわずか2.4%<日本慢性期医療協会>

日本慢性期医療協会は10月13日、療養病棟入院基本料1(以下、療養病棟1)を届け出ている会員病院へのアンケート結果を発表した。それによると、療養病棟1からの退棟患者のうち、約半数は死亡退院だが、医療の必要なく看取りのための入院だったのは、わずか2.4%であり、死亡例を除く退棟患者の在宅復帰率は64.5%だった。また入院患者の医療区分の「2」と「3」を合わせると88.6%に達した。この結果について同協会では、「療養病棟1は医療提供度の高い患者を入院させ、在宅復帰を目指す病棟機能を果たしている」としている。同アンケートは、6月の中医協総会で、療養病棟からの退棟先の55%が死亡退院であるというデータが示され、支払側が問題視したことを受けて実施したもの。7月26日時点の入院患者1万1,656人、1~6月の退棟患者1万339人などのデータについて、日慢協会員135病院(1万2,821床)から回答を得た。

武久洋三会長 定例記者会見資料