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希少がんの治療開発 アジア・太平洋5カ国と連携<国立がん研究センター>
国立がん研究センターは10月20日、希少がんを対象に、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムの5か国10施設と連携して、国際共同前向きレジストリ研究「MASTER KEY Asia」を開始すると発表した。第一弾として、フィリピンのSt. Luke’s Medical Centerとマレーシアの4施設と共同で希少がんの患者検体を用い、国がんで検体品質確認・中央病理診断・遺伝子解析をした結果を施設へ返却する標準化を図る取り組みから開始する。「MASTER KEY Project」をアジア・太平洋地域に展開、国際連携を基盤として、希少がんの遺伝子情報、治療の詳細、予後などを含むデータを収集し、国際共同(臨床)試験につなげることで、希少がんの治療開発とアジア地域でのがんゲノム医療の加速化を目指すという。
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