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精神疾患で労災認定の自殺者、半数が発病6日以内に死亡<厚労省・過労死白書>

厚生労働省は10月26日、「過労死等防止対策白書」を公表した。今回の白書では、2012年度~17年度に精神障害で労災認定された事案のうち、自殺事案497件の分析結果も掲載している。それによると、発病から死亡までの日数は、最多は「6日以下」で、235件と約半数を占める。また全体の6割以上に当たる318件では、医療機関を受診していなかった。発症に影響したと見られる具体的出来事別(複数該当あり)では、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」177件、「2週間以上にわたって連続勤務を行った」109 件、「上司とのトラブルがあった」92件、「極度の長時間労働」88件、「恒常的な長時間労働」201件などとなっている。

令和3年版過労死等防止対策白書