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コロナの影響か、2020年度通所系サービスの利用者減少<厚生労働省>
厚生労働省は11月2日、2020年度介護給付費等実態統計を公表した。それによると実受給者数は、前年度に比べ10万7,900人・1.8%増え621万9,000人となった。内訳をみると、訪問看護(8.6%増)、訪問介護(1.1%増)などが増加した半面、コロナ禍の影響か、通所介護(3.3%減)、通所リハ(5.8%減)、短期入所生活介護(13.6%減)など通所系サービスの減少が目立つ。利用者一人当たりの費用額(2021年4月審査分)は、介護予防サービスが前年同期比300円増の2万8,400円、介護サービスが3,300円増の20万1,700円となっている。
→ 令和2年度 介護給付費等実態統計の概要