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歯周病原細菌によるNAFLD悪化のメカニズムを解明 <新潟大学・理研>

新潟大学と理化学研究所は10月26日、両者による共同研究グループが、歯周病がNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)を悪化させるメカニズムを明らかにしたと発表した。これまで歯周病がNAFLDのリスク因子であることは知られていたが、そのメカニズムは明らかになっていなかった。研究では、NAFLDモデルマウスに健康な状態と歯周病の状態、それぞれを代表する口腔細菌を投与しメカニズムを解析した。その結果、前者はNAFLD病変を悪化させなかったが、後者、特に代表的な歯周病原細菌であるPorphyromonas gingivalisは、腸内細菌機能、腸内細菌代謝物を変化させるとともに、腸管のバリア機能を低下させ内毒素血症を誘発、肝臓の機能に悪影響を与えることが明らかになった。

プレスリリース