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全部位のがん相対生存率、5年は68.9%、10年は58.9%に <国立がん研究センター>

国立がん研究センターは11月10日、全がん協加盟がん専門診療施設における、がんの5年/10年相対生存率を更新したと発表した。2011~2013年の約15万症例で見た5年相対生存率(以下、カッコ内は2010年~2012年の前回公表分)は全部位で68.9%(68.6%)。部位別で最も高かったのは前立腺の100.0%(100.0%)、最低は膵臓12.1%(11.1%)だった。2005年~2008年の約12万症例で見た10年相対生存率(以下、カッコ内は2004年~2007年の前回公表分)は全部位で58.9%(58.3%)。部位別では最高が前立腺99.2%(98.8%)、最低が膵臓の6.6%(6.2%)だった。5年、10年いずれの相対生存率も、多くの部位で微増しているが、国がんでは、一部低下している部位も含め「臨床的に意味のある変化は認められない」としている。

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