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食物アレルギー診療GL 2021発刊、成人領域の充実図る<日本小児アレルギー学会>
日本小児アレルギー学会は11月13日、「食物アレルギー診療ガイドライン(JGFA)2021」を発刊した。「食物アレルギー診療ガイドライン(JPGFA)2016」の発刊後に出された国内外のエビデンスを踏まえ、さらに日本アレルギー学会から推薦された内科・皮膚科・耳鼻咽喉科の外部委員を加え成人領域の充実を図ったという。そのため英語の略称は、JPGFAからPediatricを抜いたJGFAとなった。また今回からMinds(EBM普及推進事業)準拠とし、クリニカルクエスチョン(CQ)を経口免疫療法・食物経口負荷試験(OFC)に関して4つ設け、システマティックレビューを実施、推奨を出した。価格は5,400円+税、発行は共和企画。なおアレルギー疾患関連のガイドラインとしては10月、「喘息予防・管理ガイドライン 2021」(日本アレルギー学会・共和企画)が発刊されている。また、近くアトピー性皮膚炎診療ガイドラインの最新版も発刊される予定だ。
→ 『食物アレルギー診療ガイドライン(JGFA)2021』発刊のお知らせ