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ケアマネ半数以上 要介護者・家族から「死にたい」<インターネットインフィニティー>
株式会社インターネットインフィニティーは11月16日、ケアマネジャーを対象とした「うつに関するアンケート」の結果を公表、ケアマネジャーの55.9%が利用者や介護家族から「死にたい」と言われた経験を持っていることを明らかにした。回答からは、利用者のみならず介護家族にも積極的に受診勧奨していることも判明、介護家族のうつ病(介護うつ)に問題意識を強く持っていることがうかがえる。ただ一方で、介護うつ(疑い含む)の人数は合わせて平均2.1人と回答しており、従来から言われている値に比べ非常に少ない。同社では、「ケアマネジャーが受診勧奨するうつ病の程度は、一般的に受診が必要とされる状態よりも悪い可能性があり、利用者や介護家族の抑うつ状態を重く見て、より早く受診勧奨するような啓発が求められる」としている。調査は11月1日~4日、居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャーを対象にオンラインで実施され、551人から回答を得た。
→ ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査『CMNR メディカル』第30回【PDF】