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24時間の不活動でも、筋肉に脂質が蓄積しインスリン抵抗性<順天堂大学>

順天堂大学は11月25日、同大の研究グループが、不活動が骨格筋のインスリン抵抗性を生じさせる新規メカニズムを解明したと発表した。研究では、マウスの片脚をギプス固定する不活動モデルを作成、24時間の不活動と高脂肪食を組み合わせた4群に対しインスリン感受性と脂質(ジアシルグリセロール:DG)量の比較を行った。結果、わずか24時間の不活動でも、筋肉にDGが蓄積しインスリン抵抗性が生じること、高脂肪食の摂取によりさらにその傾向が強まることが判明した。また、DG蓄積にかかわる代謝経路の探索の結果、これにはLipin1という脂質代謝酵素が関わることを初めて明らかにした。

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