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勤務医の半数近く、労働時間の上限水準「知らない」<厚労省>

厚生労働省は1月24日、医師の働き方改革の推進に関する検討会・勤務医に対する情報発信に関する作業部会で、医師の働き方改革に関し、勤務医を対象に実施したアンケートの結果を公表した。アンケートは北海道から熊本まで、2次救急医療機関以上の10病院の勤務医を対象に、昨年12月から今年1月にかけて実施され、1,175人から回答を得た。医師の働き方改革の制度認知については、2024年度から制度が開始すること、労働時間の上限の意味、自己研鑽の考え方は、半数以上が「よく知っている」「知っている」と回答した。一方、各上限水準の内容については、A水準・B水準・連携B水準、C-1・C-2水準があることを「まったく知らない」とする回答が46.6%にも上った。「まったく知らない」という回答を年代別で見ると、20代・30代で約6割に上った。医療機関別では、1割~6割とバラつきが見られた。自身の働き方については、「とても長い」「長い」との回答が69.6%を占めた。年代別では20~40代が多く、特に40代は72.9%に上った。

勤務医に対するアンケート調査の結果について【PDF】