一覧 2022年03月02日 人工乳房による悪性リンパ腫発症について、患者等への情報提供を要請<厚労省> 厚労省は2月18日、ゲル充填人工乳房により乳房再建をした患者やその希望者に対し、術後、定期/自己検診を継続することの重要性を広く周知するよう求める通知を、都道府県などに発出した。同日、関連4学会から、ゲル充填人工乳房に起因する未分化大細胞型リンパ腫(BIA-ALCL)の3例目、4例目が公表されたことを受けたもの。通知では、インプラント埋入からBIA-ALCL発症までの期間に係る情報、日本で使用可能な製品に関する安全性情報が更新されたことも示し、これらの情報を広報誌やSNSを利用した情報提供など、幅広い周知に協力するよう要請している。 → ゲル充填人工乳房及び皮膚拡張植込み患者等における乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫(BIA-ALCL)の発生及び植込み患者等に対する情報提供について(周知依頼)【PDF】