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GLP-1受容体作動薬適応外使用、厚労省に調査要望<日本医師会>
日本医師会の今村聡副会長は3月4日、記者会見を行い、自由診療としてのオンライン診療による「糖尿病治療薬の適応外使用」を実施する医療機関が増加していることを問題視し、厚生労働省に対して適切な対応を求めた。「ダイエット薬」としてGLP-1受容体作動薬を広告し処方するという、この問題に対し、今村副会長は、「健康な人が医薬品を使用することはリスクがある」、「医薬品の適正使用の観点から禁止すべき」、「医薬品を治療の目的を外れた使い方をするのは医の倫理に反する」などと、2020年6月の記者会見で述べた意見を繰り返し表明。また厚労省に対して、適応外使用が常態化している医療機関への納入調査並びに医薬品の適正な流通確保を要望していることを明らかにした。
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