メニュー

商品ジャンル

一覧

抗体薬、オミクロン株BA.2系統に一定の効果示す<東大医科学研>

東京大学医科学研究所は3月10日、新型コロナウイルスのオミクロン株BA.2系統に対する治療薬の効果を検証した結果を公表した。研究グループは、「バムラニビマブ・エテセビマブ」「カシリビマブ・イムデビマブ」「チキサゲビマブ・シルガビマブ」「ソトロビマブ」の4種の抗体薬が、BA.2系統ウイルスの培養細胞への感染を中和活性するかどうかを調べたところ、「バムラニビマブ・エテセビマブ」は中和活性が著しく低かったものの、他の3つの抗体薬は中和活性を維持していることが判明したという。研究グループは、3種の抗ウイルス薬(レムデシビル、モルヌピラビル、ニルマトレルビル)の効果も解析し、いずれも培養細胞においてオミクロン株の増殖を抑制したという。

プレスリリース