一覧
医師数、過去最多を更新 <厚生労働省>
2020年末現在の医師数は33万9,623人、人口10万対269.2人で、いずれも過去最多を更新したことが、厚生労働省が3月17日に公表した「医師・歯科医師・薬剤師統計」でわかった。年齢階級別に見ると、病院勤務の21万6,474人では、30~39歳が最多で28.3%を占め、以下、40~49歳22.7%、50~59歳18.0%と続く。診療所勤務の10万7,226人では、60~69歳29.7%、50~59歳26.6%、70歳以上21.8%の順で、診療所での高齢化が目立つ。病院と診療所を合わせた「医療施設」に勤務する人口10万対医師数は256.6人で、都道府県別では徳島が338.4人と最も多く、次いで京都府332.6人、高知県322.0人となっている。最も少ないのは埼玉県の177.8人。次いで茨城県193.8人、新潟県204.3人と続く。歯科医師(10万7,443人)、薬剤師(32万1,982人)も、過去最多だった。
→ 令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況