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2030年のB,C型肝炎ウイルス持続感染者数、2015年から半減と予測 <広島大学>

広島大学は3月17日、日本のB型・C型を合わせた肝炎ウイルス持続感染者数が2030年には2015年の約半分になるとする、同大学院研究グループによる推計を明らかにした。研究グループはNational database (NDB)や全国初回献血者集団等のリアルデータベース、政府の公表統計資料および、大規模血清疫学調査から得た成果をもとに、B型・C型を合わせた肝炎ウイルス持続感染者数を2015年時点で191~249万人、2030年時点で92~130万人と推計した。研究グループは、「2030年にWHOが掲げた肝炎ウイルス撲滅達成には、日本では、検査未受検のC型肝炎ウイルス持続感染者を有効な抗ウイルス治療に結びつけることに力を入れるべき。また、B肝炎ウイルス排除可能な新治療薬の開発が不可欠」とコメントしている。

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