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2割が「コロナで心の健康が悪化」<厚生労働省調査>

厚生労働省は先ごろ、新型コロナによる国民の心理面への影響に関するインターネット調査の結果を公表した。調査は、2021年11月に、インターネットモニター(15歳以上)を対象に実施、8,322件の回答を得た。その結果、2021年4月~9月には「神経過敏に感じた」「そわそわと落ち着かなく感じた」とする回答が2割以上に達し、半数以上の人が不安を感じていた。しかし10月~11月には、不安を感じている人は3割未満に減少。なかでも外出頻度の高い人、職場の人との会話が増加した人、悩みや心配事を聞いてくれる人がいる人では、不安を感じる人の減少傾向が、より顕著に見られた。運動量については、コロナ禍前と「変わらない」と回答した人は66.3%、「減ったまま」20.0%、「増えたまま」は3.0%で、2割の人が減ったままであることがわかった。また、この1年間でコロナ禍により自分の心の健康が「悪化した」と回答した人は22.3%に上った半面、「良くなった」は2.8%に過ぎなかった。また「悪化した」との回答は、どの年代でも女性のほうが多かった。

新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査の結果概要