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小児の原因不明の急性肝炎、国内の「可能性例」7例に<厚生労働省>

厚生労働省は5月6日、世界各国で散発している原因不明の小児急性肝炎の国内での「可能性例」が累計で7件確認されたことを明らかにした。可能性例とは、「ASTまたはALTが500IU/Lを超える急性肝炎を呈した16歳以下の小児のうち、A型~E型肝炎ウイルスの関与が否定される者」のこと。昨年10月1日から今年5月5日までの間、この可能性例が7例が確認されたという。うち新型コロナウイルスのPCR検査陽性が1例、アデノウイルスPCR検査陽性が1例だった。アデノウイルス陽性例については、英国等で報告されている「41型」ではなく、「1型」となっている。WHOによると、小児の原因不明の急性肝炎は、5月6日現在、12カ国で少なくとも169例(死亡1名)が報告され、うち74例でアデノウイルスが検出されているが、原因ウイルス等は不明となっている。

報道発表資料