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COVID-19 診療の手引き改訂<厚生労働省>

厚生労働省は5月8日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第7.2版」を公表した。オミクロン株がBA.2系統に置き換わっているが、今回の改訂ではこうした状況を受けて、「ゼビュディ点滴静注液」(一般名:ソトロビマブ)に関する記述を変更。「BA.2系統に対する有効性が減弱する」おそれありとの報告があることを明記し、「他の治療薬が使用できない場合(他の治療薬の使用禁忌・慎重投与に該当する場合など) に本剤の投与を検討する」とした。今回は罹患後症状(後遺症)に関する記述も更新。一部の患者で疲労感・倦怠感、関節痛などの症状が2か月以上続くが、ほとんどは時間の経過とともに改善すると考えられるとしつつ、「さらに長期の経過でどのように推移するかは今後の検討課題である」とした。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第7.2版【PDF】