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「スーパー中和抗体」新型コロナウイルスの多種の変異株への有効性を確認<富山大>

富山大学は5月12日、同大が昨年、コロナ重症患者のうち、特に強い中和抗体を持つ人の血液を基に人工的につくった抗体が、新型コロナウイルスの多種の変異株に対し有効であることを動物実験で確認したと発表した。この「スーパー中和抗体」は、動物実験で、野生株(武漢で最初に発見された SARS-CoV-2ウイルスの原型)、アルファ株、ベータ株、ガンマ株、カッパ株、デルタ株、エプシロン株、オミクロン株の感染を防御できる治療薬となり得ることが確認されたという。また、今後出現する変異株にも効果が期待できるといい、重症化を防ぐ治療薬として実用化を目指す。

プレスリリース【PDF】