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AIでMCI患者のアルツハイマー病進行を予測<国立精神・神経医療研究センター>

4月13日、国立精神・神経医療研究センターは、富士フィルムが写真・医療分野で培った高度な画像認識技術を応用して確立したアルツハイマー病の進行予測AI技術(以下、AD進行予測AI技術)を用いて、2年以内に軽度認知障害(MCI)患者がADへ進行するかどうかを84~88%の精度で予測することに成功したことを発表した。
研究では、異なる人種の2つの患者集団(北米人、日本人)のデータベースにAD進行予測AI技術を適用し予測した。AD進行予測AI技術は、MRI画像や認知能力スコアなど、複数の臨床情報をもとに予測するという。
AD進行予測AI技術は、ADの診断・治療・予防を行うものではないが、今後はこのアルゴリズムをADの新薬開発や治験、AD以外の様々な精神・神経疾患の脳画像や臨床データに応用し、予後や治療反応性の予測にもつなげていくとしている。

国立精神・神経医療研究センタープレスリリース