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2021年度の決算見込みで、黒字幅が前年より半減<協会けんぽ>

全国健康保険協会は7月1日、2021年度の決算見込みが2,991億円の黒字になったと発表した。黒字は12年連続だが、黒字幅は、新型コロナによる受診控えで保険給付が激減した20年度と比べ、3,192億円・51.6%もの減少を見せた。21年度の収入は、前年度比3.4%増の11兆1,280億円。コロナ禍で20年度での支払いを猶予されていた事業主からの保険料の納付が進んだことが大きかった。支出は6.7%増の10兆8289億円。特に保険給付費の伸びは8.3%と協会けんぽ発足(08年)以降、最高となった。前年度までの受診控えが解消し、コロナ禍前の水準に戻ったことが原因と思われる。

2021(令和3)年度協会けんぽの決算見込みについて